日経平均379円高と反発、後場は動意に乏しい展開が続く=18日後場

 18日後場は日経平均株価が、前日比379円67銭高の3万8482円11銭と大幅反発、TOPIX(東証株価指数)が同15.75ポイント高の2715.76ポイントと上昇して取引を終えた。現地17日、政局不安のフランスの株価指数が3日ぶりに反発。米国でも、NYダウが反発し、ナスダック総合指数は6日続けて終値ベースの史上最高値を更新したことを受け、買いが先行した。その後もしっかりした値動きが続き、日経平均は午前11時23分に、同416円58銭高の3万8519円02銭を付けた。ただ、後場に入り日経平均の値幅は92円弱にとどまるなど動意に乏しかった。東証プライム市場の出来高は14億1403万株。売買代金は3兆4100億円。騰落銘柄数は値上がりが1178銘柄、値下がりが418銘柄、変わらずは50銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落した。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株が上昇。ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も高い。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、コマツ<6301.T>、菱重工<7011.T>などの機械株も堅調。SOMPOH<8630.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株や、デンソー<6902.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株もしっかり。一方、武田薬<4502.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、中部電<9502.T>、大ガス<9532.T>などの電気・ガス株が安い。

 個別では、藤田観<9722.T>、曙ブレキ<7238.T>、地主<3252.T>、日電波<6779.T>、ケミコン<6997.T>などが上昇。半面、ミガロHD<5535.T>、K&Oエナジ<1663.T>、セレス<3696.T>、MSOL<7033.T>、サンアスタ<4053.T>などが下落した。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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