日経平均92円高、反発も先物主導で荒い値動き=24日前場

 24日前場は日経平均株価が、前週末比92円75銭高の3万8689円22銭と反発。TOPIX(東証株価指数)が同7.00ポイント高の2731.69ポイントと3日ぶりに上昇して取引を終えた。日経平均は朝方に売りが先行した。株価指数先物主導で、上げ転換したものの、買い一巡後は、売り圧力が強まり下げに転じる場面もみられるなど、荒い値動きとなった。東証プライム市場の出来高は6億2321万株、売買代金は1兆5834億円。騰落銘柄数は値上がりが885銘柄、値下がりが688銘柄、変わらずは72銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち18業種が上昇、15業種が下落した。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株が上昇。三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が堅調。KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株もしっかり。一方、ブリヂス<5108.T>、オカモト<5122.T>などのゴム製品株や、住友鉱<5713.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株が安い。

 個別では、FPパートナ<7388.T>、ビジョン<9416.T>、ユニチカ<3103.T>、ケミコン<6997.T>、システナ<2317.T>などが上昇。半面、UNEXTH<9418.T>、エンビプロH<5698.T>、カドカワ<9468.T>、アイザワ証G<8708.T>、東テク<9960.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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