DICが後場一段安、19年12月期の業績予想を下方修正、期末配当減額も

株式

2019/11/14 16:46

 DIC<4631.T>が後場一段安となり、一時135円安の3085円を付けた。14日正午に19年12月期第3四半期(19年1-9月)の連結決算とともに通期業績予想の下方修正と期末配当の減額を発表し、嫌気された。

 19年12月期業績予想は、売上高が7900億円から7750億円(前期比3.8%減)、営業利益が430億円から410億円(同15.3%減)に引き下げられた。期末配当予想は65円から40円に減額された。第3四半期において、電気・電子や自動車向け材料を中心に広範な分野で出荷が落ち込み、一部品目で製品価格が低下した状況を踏まえ、見直した。

 同時に発表された第3四半期決算は、売上高が5765億8700万円(前年同期比4.0%減)、営業利益が294億7100万円(同19.1%減)だった。

 14日の終値は、前日比100円安の3120円。

提供:モーニングスター社

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