きょうの有力レーティング――JTOWER、日ハム、総合商社など

レーティング

2020/6/19 8:38

プラス方向

 JTOWER(4485・M) 岩井コスモ証券は新規に5段階中最上位の「A」に格付け。目標株価7000円。スマートシティ(環境配慮型都市)構想が追い風となるほか、屋外電波向けタワー事業が新たな収益源になるとみる。

 日ハム(2282) 大和証券は5段階中2位の「2」から最上位の「1」に格上げ。食肉市況の先高観を踏まえて評価を見直し。目標株価は5400円を継続した。

 総合商社 SMBC日興証券は三井物(8031)を中立の「2」から強気の「1」に格上げ。配当の下限設定や中期計画における資本効率向上の目標を評価。目標株価は1860円(従来1980円)にやや減額するも、現値からの上値余地は1割強。住友商(8053)も弱気の「3」から「2」に引き上げた(目標株価1500円→1300円)。

 その他 米系証券がアドバンテス(6857)を弱気の「アンダーウエート」から強気の「オーバーウエート」まで2段階格上げし、目標株価7500円(従来4600円)に。クレセゾン(8253)はみずほ証券が「中立」から「買い」に格上げ。目標株価は1900円から1750円に削減。欧州系証券はライオン(4912)を「Sell(売り)」から「ニュートラル」に格上げ。

マイナス方向

 アサヒ(2502) 大和証は5段階中2位の「2」から3位の「3」に格下げ。新型コロナ後のニューノーマルの事業環境に対する懸念がぬぐえず、目標株価を4300円(従来5400円)に。

 リコー(7752) 岡三証券は「強気」から「中立」に格下げ。テレワークの普及による中・長期的なプリントボリュームの低下を懸念。目標株価は900円(従来1300円)に。

 ヨシックス(3221) 東海東京証券は強気の「アウトパフォーム」から中立の「ニュートラル」に格下げ。新型コロナの影響で今3月期は減収減益となる見通しを受け、目標株価を2100円(従来3700円)に。

 JMDC(4483・M) 野村証券は「Buy(買い)」から「ニュートラル(中立)」に見直し。当面の成長が反映されたとみる。目標株価は6400円から6600円に小幅引き上げ。

 その他 イオンFS(8570)はみずほ証が「買い」から「中立」に格下げ。目標株価は2200円から1330円に減額。国内証券がオプトHD(2389)を「A(買い)」から「B(中立)」に格下げ。米系証券はT&DHD(8795)を中立の「イコールウエート」から弱気の「アンダーウエート」に格下げ。

(写真:123RF)

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