富士通ゼネラルが続伸、21年3月期第2四半期決算は大幅な増益で着地

株式

2020/10/26 16:29

 富士通ゼネラル<6755.T>が続伸し、71円高の2963円を付けた。前週末23日引け後、21年3月期第2四半期(20年4-9月)の連結決算を発表。減収ながら大幅な増益で着地し、好感された。

 第2四半期決算は、売上高が1265億6400万円(前年同期比4.8%減)にとどまったが、経常利益は83億8900万円(同41.1%増)と大幅な増益だった。売上高は、国内向け空調機および情報通信システムの売上は増加したが、新型コロナウイルスの影響などによる海外向け空調機の減収が影響。利益面では、海外向け空調機の減収影響を最小限に抑えるため、コストダウンを進めたほか、為替相場が好転したことなども寄与した。

 21年3月期業績予想は、売上高2800億円(前期比6.8%増)、経常利益190億円(同38.9%増)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で45.2%、経常利益で44.2%となっている。

 26日の終値は、前週末比45円高の2937円。

提供:モーニングスター社

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