日経平均388円安と4日ぶり大幅反落、一時2万7500円割れ、中国株安に米株先物安も重し=28日後場

 28日後場の日経平均株価は前日比388円56銭安の2万7581円66銭と4営業日ぶりに大幅反落。朝方は、27日の欧米株安を受け、売りが先行した。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大や、中国当局によるネット企業などへの規制強化も懸念された。前場中盤にかけて下げ渋る場面もあったが、買いは続かず、再び軟化した。中国・上海総合指数が続落し、時間外取引での米株価指数先物安も重しとなり、後場終盤には2万7466円99銭(前日比503円23銭安)まで下押した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。

 東証1部の出来高は10億3788万株、売買代金は2兆2055億円。騰落銘柄数は値上がり422銘柄、値下がり1679銘柄、変わらず89銘柄。

 市場からは「海外株安の影響を受け、上値が重いでは済まされない感じになってきた。国内では決算発表が本格化してくるが、余程のサプライズがないと相場の好転は期待しにくい」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株が下落。ソフバンG<9984.T>、ZHD<4689.T>などの情報通信株や、エムスリー<2413.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も安い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も軟調。任天堂<7974.T>、バンナムHD<7832.T>などのその他製品株や、日通<9062.T>、京成<9009.T>、JR西日本<9021.T>などの陸運株もさえない。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>などの電機株も売られた。マネックスG<8698.T>、SBI<8473.T>などの証券商品先物株や、JPX<8697.T>、イオンFS<8570.T>などのその他金融株も値を下げた。

 半面、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株が堅調。関西電<9503.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も引き締まり、ENEOS<5020.T>、出光興産<5019.T>などの石油石炭製品株もしっかり。日本紙<3863.T>、レンゴー<3941.T>などのパルプ紙株も高い。

 個別では、ダイヤHD<6699.T>、ゲンキードラ<9267.T>、タツタ線<5809.T>、IRJHD<6035.T>、プレミアG<7199.T>などの下げが目立った。半面、サカイオーベ<3408.T>(監理)、東京機<6335.T>、ピーシーエー<9629.T>がストップ高となり、ダイトウボウ<3202.T>、三菱自<7211.T>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が下落した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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