村田製、生産子会社に使用電力100%を再生可能エネルギーとするため蓄電池システムを導入

株式

2021/10/13 16:15

 村田製作所<6981.T>は12日、生産子会社の金津村田製作所(福井県あわら市)が、11月1日から使用電力の100%を再生可能エネルギーとするため、蓄電池システムを導入すると発表した。

 導入するシステムは大規模ソーラーパネルと蓄電池ユニットに、生産計画・電力消費・気象情報・発電予測の各情報を統合管理し、リアルタイムでエネルギー使用の最適化を行うことができる。発電が可能な日中は、生産量の増減や天候の変化をモニタリングしながら自家発電の利用と蓄電池の充放電を効率的に行い、系統電力の供給負荷を安定的に低減。また、夜間は日中の電力需要に備えた蓄電池への充電を行い、系統電力の供給負荷の安定化に寄与する。同社では、同システムによる二酸化炭素削減効果は年間で約368トンとなる見込みとしている。

 13日の終値は、前日比197円安の8380円。

提供:モーニングスター社

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