日経平均は274円高、米国株高を受け買い先行、一巡後は伸び悩む

 18日午前10時時点の日経平均株価は前日比274円59銭高の2万7050円38銭。朝方は、買い先行した。英財政懸念の後退や米金融大手の底堅い決算を背景に17日の米国株式が上昇した流れを受け、寄り付き後まもなく2万7229円88銭(前日比454円09銭高)まで上昇した。一巡後は、先物売りを交えて伸び悩んでいる。

 業種別では、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>、テルモ<4543.T>などの精密株や、リクルートHD<6098.T>、エムスリー<2413.T>、楽天グループ<4755.T>などのサービス株が堅調。東京海上<8766.T>、第一生命HD<8750.T>、MS&AD<8725.T>などの保険株も高い。JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、京王<9008.T>などの陸運株も値を上げ、東エレク<8035.T>、ファナック<6954.T>、富士通<6702.T>などの電機株も買われている。

 半面、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が軟調。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株もさえない。中国電力<9504.T>、東北電力<9506.T>、九州電力<9508.T>などの電気ガス株も安い。

 個別では、マネーフォワード<3994.T>、プレナス<9945.T>、ラクス<3923.T>などの上げが目立つ。半面、日本国土開発<1887.T>、イオンファン<4343.T>、都競馬<9672.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ