<米国株情報>調査会社が中国アリババの目標株価を引き下げ―投資判断「バイ」は継続

株式

2022/11/22 10:16

 市場調査会社ベンチマーク・カンパニーは18日、中国インターネット大手アリババ・グループの向こう12カ月間の目標株価を従来の206ドルから180ドルに引き下げた。

 アリババが17日に発表した23年3月期第2四半期(7-9月)の決算を受けたもの。第2四半期の売上高は前年同期比3%増の291億2400万ドル、純利益は調整後で同19%増の47億5400万ドルとなり、この日の株価(ADR)は前日比7.8%高の84.26ドルと急反発した。

 ベンチマーク・カンパニーは目標株価引き下げについて、「(中国国内の)新型コロナ感染拡大による移動制限が、アリババの成長に打撃を与え続けている」と指摘。中国のゼロコロナ政策が中国の経済成長を抑え、アリババの売上を抑制すると懸念を示した。

 ただ、アリババの株価は8月以降、100ドル割れの水準で推移しており、投資判断は「バイ」(買い)を据え置いた。ベンチマーク・カンパニーは、「24年のマクロ環境を前向きに見ており、個人消費の回復に期待している」と、今後のアリババの売上回復に期待している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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