日経平均は42円高と反発、午後は上値限定、手掛かり材料乏しく総じて様子見=5日後場

 5日後場の日経平均株価は前週末比42円50銭高の2万7820円40銭と反発。朝方は、売りが先行した。前週末2日の米国株式は高安まちまちながら、円高・ドル安が重しとなり、寄り付き直後に2万7700円86銭(前週末比77円04銭安)まで軟化した。その後すかさず切り返し、上げに転じて一時2万7854円11銭(同76円21銭高)まで値を上げた。11月の国内ユニクロ既存店売上高が前年同月比3.8%減となったファストリテ<9983.T>が朝安後にプラス浮上し、指数を支えた面がある。その後、日経平均は再度マイナス圏入りする場面もあった。

 午後は前週末終値近辺でもみ合う場面が目立ち、大引けにかけてやや強含んだが、上値は限定された。新規の手掛かり材料に乏しく、総じて様子見気分となった。なお、大引けのファストリテの指数プラス寄与度は86.6円だった。

 東証プライムの出来高は10億6925万株、売買代金は2兆6402億円。騰落銘柄数は値上がり616銘柄、値下がり1136銘柄、変わらず84銘柄。

 市場からは「総じて動きがない。材料難だが、米利上げペース鈍化観測にしても先行して織り込んだといえ、よほど想定外のことが起こらないとトレンドは生まれてこないのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、JFEHD<5411.T>、日本製鉄<5401.T>などの鉄鋼株が上昇。石油資源<1662.T>、INPEX<1605.T>などの鉱業株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も引き締まった。ファーストリテ、マツキヨココ<3088.T>、良品計画<7453.T>などの小売株も買われ、東レ<3402.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株も高い。丸紅<8002.T>、三井物産<8031.T>などの卸売株も値を上げた。

 半面、川崎汽<9107.T>、商船三井<9104.T>、郵船<9101.T>などの海運株が軟調。東電力HD<9501.T>、中国電力<9504.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も安い。サカタのタネ<1377.T>、ニッスイ<1332.T>などの水産農林株もさえない。日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株も売られ、東建物<8804.T>、住友不<8830.T>などの不動産株も値を下げた。

 個別では、ハークスレイ<7561.T>、ASB機械<6284.T>、エニグモ<3665.T>、ハニーズHD<2792.T>などが値上がり率上位。半面、BEENOS<3328.T>、日電波<6779.T>、アインHD<9627.T>、ダイヤHD<6699.T>などが値下がり率上位。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、24業種が下落した。

(写真:123RF)

提供:モーニングスター社

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