【北京IPO】農薬・種子メーカーの緑亨科技集団が大きく公募割れ、初値が公開価格を15.25%下回る
農薬・種子メーカーの緑亨科技集団(870866/北京)が12月9日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格8.00元に対して、初値は15.25%低い6.78元だった。終値は10.63%安の7.15%元だった。
04年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。農薬製品、野菜種子の研究開発、生産、販売を主業務としており、農薬製品は主に殺菌剤、除草剤、殺虫剤、野菜種子はナス科、ウリ科、豆類、葉物、生食用トウモロコシなどを扱う。また、農家に対して栽培技術や農薬使用に関する指導サービスも行っている。22年1〜6月期の売上構成は農薬が65.10%、野菜種子が30.65%。農薬のうち殺菌剤が約40%、除草剤が約14%、殺虫剤が約10%となっており、野菜種子ではナス科が約17%、生食用トウモロコシが約6%、ウリ科・豆類が約4%、葉物野菜が約2%。
21年12月期の売上高は3億9195万元(前期比19.05%増)、純利益は6284万元(同14.37%増)。22年1〜9月期の売上高は2億8896万元(前年同期比0.47%増)、純利益は4512万元(同1.31%減)。
新規上場に伴い調達予定の3億7256万元(約73億円)は、約54%の2億元を年産1000トンの2−クロロニコチン酸、年産2000トンの3−シアノピリジンおよび8000トンの農薬製剤生産プロジェクトに、約13%の5000元を育種研究院拠点新規建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)
関連記事
-
【上海IPO】9日は科創板で2社上場、太陽光電池銀ペーストの常州聚和新材料は初値が公開価格を46%上回る
上海証券取引所では12月9日、天津美騰科技(688420/上海)、常州聚和新材料(688503/上海)の2社が科創板に新規上場した。…続き
-
<新興国eye>前週の上海総合指数、ゼロコロナ政策の新緩和措置などを受け6週続伸=BRICs市況
2022/12/12 9:13
前週(5-9日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数が週間ベースで6週続伸。9日は3206.95(2日終値比1.61%高)だった。 週明け5日は指数が反発。翌6日も小幅続伸した。7日は反落。8・・・…続き
-
日駐がカイ気配、第1四半期決算は大幅な増益に、取得上限250万株の自社株取得枠を設定
2022/12/12 9:12
日本駐車場開発(日駐)がカイ気配となっている。前週末9日引け後、23年7月期第1四半期(22年8-10月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、買い人気を集めた。 第1四半期決算は、・・・…続き
-
大盛工が続伸、23年7月期第1四半期は大幅な増益で着地
2022/12/12 9:11
大盛工業が続伸し、一時12円高の195円を付けている。前週末9日引け後、23年7月期第1四半期(22年8-10月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。 第1四半期決算は・・・…続き
-
吉利汽車の11月販売は14.5万台、新エネ車は前年同期比約2.7倍の3.6万台に
中国の自動車メーカー、吉利汽車(00175/香港)が12月7日、2022年11月の自動車販売実績を発表した。…続き
速報ニュース
-
ビーマップ、読売新聞と連携し顧客データと購買データを活用した新たな販促キャンペーンサービスを実施
35時間前
-
ITbHD、「みまわり伝書鳩」が兵庫県ため池常設展示場に導入
35時間前
-
35時間前
-
35時間前
-
<個別株動向>西松建、巴川コーポ、東光高岳、関電工、JFE-SI=26日後場
35時間前
-
日経平均は306円高、円安背景に上げ幅拡大も連休控え伸び悩み=26日後場
35時間前
-
35時間前
-
26日の東京外国為替市場=ドル・円、約34年ぶり156円台回復
35時間前
-
26日大引けの日経平均株価=306円28銭高の3万7934円76銭と大幅反発
35時間前
-
新明和、ベトナム・ロンタイン国際空港向け搭乗橋全64基を一括受注
36時間前