【上海IPO】証券会社の首創証券、初値は公開価格を19.94%上回る8.48元

サーチナ

中国株

2022/12/23 9:19

 首創証券(601136/上海)が12月22日、上海証券取引所のメインボードに新規上場した。公開価格7.07元に対し、初値は19.94%高い8.48元だった。取引開始後さらに値上がりし、終値は値幅制限いっぱいとなる同43.99%高の10.18元だった。

 同社は2000年設立で、20年に株式会社した。証券仲介、証券投資コンサルティング、投資活動に関するフィナンシャルアドバイザー、証券の引受・推薦、自己勘定取引、証券投資ファンド売買、投資信託販売、証券資産運用、金融商品の代理販売などを主業務とする証券会社で、北京市国有資本監督管理委員会の傘下にある。

 21年における総資産額は中国の証券会社の中で59位、売上高は57位、純利益は43位となっている。また、資産管理業務収入は3億5959万元で21位、証券投資収入は9億3926元、シェア0.69%で33位、投資銀行業務収入は1億549万元、シェア0.15%で73位、証券仲介収入は2億1387万元、シェア0.14%で76位。

 21年12月期の売上高は2億1134万元(前期比27.47%増)、純利益は8億5863万元(同40.43%増)。22年1〜9月期の売上高は11億9431万元(前年同期比19.31%減)、純利益は4億4931万元(同25.95%減)。

 新規上場に伴い調達予定の約18億7000万元(約354億円)は、運営資金の補充、主業務の発展に用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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