<米国株情報>ターゲットは大幅に4日続落、第1四半期は減収減益、弱気の見通しも嫌気

株式

2024/5/23 10:09

 小売大手ターゲット<TGT>は22日、前日比で一時10%超安の139.98円と大幅に4営業日続落し、2月以来の140ドル割れとなった。終値は同8.03%安の143.27ドル。寄り付き前に発表した25年1月期第1四半期(24年2-4月)の決算と、第2四半期(24年5-7月)の見通しが嫌気された。

 第1四半期の売上高は前年同期比3.2%減の241億4300万ドル、純利益は同0.8%減の9億4200万ドル、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同1%減の2.03ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想をやや下回った。インフレの高進によるセンチメント低下の影響を受けており、オンラインベースの売上高は増収となったものの、店舗ベースは減収となり、オンライン販売を含めた全体の来店客数は減少した。

 ブライアン・コーネルCEO(最高経営責任者)は、「消費者の自由裁量の支出が引き続き軟調な傾向を示している」と述べている。

 第2四半期については、既存店ベースの売上高を前年同期比横ばい-2%増、調整前と調整後のEPSをいずれも1.95-2.35ドルと予想したが、いずれも市場予想をやや下回った。 通期は既存店ベースの売上高を前年比0-2%増、調整前と調整後のEPSをいずれも8.6-9.6ドルと、従来見通しを据え置いた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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