日経平均が小幅反発スタート、円安で輸出関連銘柄に買い=10日寄り付き

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株式

2024/6/10 9:08

 10日の日経平均株価は、前週末比5円85銭高の3万8689円78銭と小幅に反発してスタート。その後、上げ幅を100円超まで広げている。前週末7日に下げ渋る動きをみせていたことや、外国為替市場で円がドルに対して弱い動きとなっていることから、輸出関連銘柄を中心に買いが優勢となったもよう。現地7日の米国株式市場は、米5月雇用統計を受け、NYダウが4日ぶりに反落し、ナスダック総合指数は続落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比変わらずの3万8650円だった。

 東京外国為替市場は午前9時3分時点で、1ドル=156円台の後半(前週末7日は155円41-43銭)、1ユーロ=169円のトビ台(同169円28-32銭)で取引されている。

 取引開始前に内閣府が発表した1-3月実質GDP(国内総生産)の2次速報値は前期比0.5%減で、1次速報値と変わらなかったほか市場予想の平均と一致した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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