14日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、日銀金融政策決定会合に注目

為替

2024/6/14 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=156円00銭-157円80銭

 14日の東京外国為替市場で、ドル・円は日銀金融政策決定会合が注目となる。米国時間のドル・円は米5月PPI(生産者物価指数)が全体指数、コア指数ともに市場予想を下回り、ドル売り・円買いが強まったが、FRB(米連邦準備制度理事会)は利下げに慎重との見方が強まり、一巡後は下げ幅を縮小した。きょうは日銀金融政策決定会合の結果公表があり、それまでは方向感の乏しい展開が予想される。今回の会合では国債買い入れの減額について議論されているというが、減額は織り込み済みとの見方もあり、減額規模などが市場予想通りなら円売りが強まる可能性がある。

<主な経済指標・イベント>

国内:4月第三次産業活動指数、4月鉱工業生産、日銀金融政策決定会合の結果公表、植田日銀総裁が会見、

アジア太平洋:

北米:米6月ミシガン大学消費者態度指数

欧州:ユーロ圏4月貿易収支、スウェーデン5月CPI(消費者物価指数)

その他:ロシア5月CPI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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