日経平均が大幅反落スタート、前週末の上値の重い動き継続、仏政局への警戒も=17日寄り付き

国内市況

株式

2024/6/17 9:07

 17日の日経平均株価は、前週末比373円58銭安の3万8440円98銭と大幅反落してスタート。前週末14日に上げ幅を縮小した上値の重い動きが継続したもよう。現地14日の米国株式市場では、ナスダック総合指数が小幅ながらも5日続けて終値ベースの史上最高値を更新したが、日本株の反応は限られている。フランスでの右派台頭への警戒感もあるようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末14日の大阪取引所清算値比345円安の3万8495円だった。

 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=157円台の半ば(前週末14日は157円66-68銭)、1ユーロ=168円台の半ば(同168円81-85銭)で取引されている。

 取引開始前に内閣府が発表した4月の機械受注統計では、船舶電力を除く民需が前月比2.9%減となり、市場予想平均の同3.0%減よりも小さかった。基調判断は「持ち直しの動きがみられる」を維持した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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