リソー教育、ウエルスアドバイザーが「こどもでぱーと」やDX化で成長と

株式

2024/6/27 11:12

 進学個別指導塾TOMASを運営するリソー教育<4714.T>について、ウエルスアドバイザーは27日付リポートで、不動産のヒューリック<3003.T>への第三者割当増資で、約34億円を調達。子供向けサービスをワンストップで提供する教育特化型ビル「こどもでぱーと」の開業費用や、今後の収益改善に直結するグループ各社の顧客データベースの統合などDX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進により、今後成長が期待できると指摘している。

 25年2月期の連結業績予想は、売上高が340億円(前期比5.4%増)、営業利益が27億円(同3.2%増)を想定。少子化の影響や競争激化の影響をうけるものの、増収増益見込み。足元では、スクールTOMASが順調に拡大しているほか、名門会の在籍数が回復、伸芽会も今期底打ちする見込みと分析している。想定株価レンジは300-400円(前回は350-450円)、投資判断は「ニュートラル」(中立)。25年2月期予想1株配当10円(前期も10円)を維持しており、4.0%と高い配当利回りが株価の支えになるという。

 午前11時5分時点の株価は、前日比4円安の246円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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