風力・太陽光発電の中国大唐集団新能源、10月の発電量が250万MWhを突破

サーチナ

中国株

2022/11/16 9:26

 風力発電と太陽光発電を手掛ける中国の電力会社、中国大唐集団新能源(01798/香港)が11月14日、風力、太陽光による2022年10月の発電量が前年同時期より25.57%増えて約254万メガワット時に達したことを明らかにした。

 22年10月の総発電量は254万3551メガワット時で、前年同時期に比べて25.57%増加した。このうち、風力発電は239万6311メガワット時で同24.35%増、太陽光発電は14万7240メガワット時で同51.80%増となった。1月からの累計では総発電量が2271万309メガワット時(同8.54%増)、風力発電が2133万6997メガワット時(同7.08%増)、太陽光発電が137万3312メガワット時(同39.02%増)となっている。

 風力発電の地域別発電量(22年10月)では、内モンゴル自治区が74万5181メガワット時で最も多く、以下吉林省の27万38メガワット時、黒竜江省の21万909メガワット時、遼寧省の14万3626メガワット時、山東省の14万767メガワット時、甘粛省の13万8300メガワット時、山西省の13万666メガワット時と続いた。このうち、吉林省は前年同期比2.37倍となったほか、内モンゴル自治区(同32.62%増)、黒竜江省(同48.78%増)、遼寧省(同39.52%増)、山西省(同39.28%増)などが大きく発電量を増やしている。

 また、太陽光発電量(22年10月)では貴州省が5万5527メガワット時(同48.60%増)で最も多く、寧夏回族自治区が2万8844メガワット時(同6.19%増)、今年より新たに発電が始まった吉林省が2万2411メガワット時、青海省が1万174メガワット時(同2.50%減)となっている。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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