(再送)日経平均は119円程度高、朝方は売り先行も押し目を拾う動きから上げ転換=2日前場

 2日午前10時14分すぎの日経平均株価は、前日比119円程度高い3万9750円前後で推移する。朝方は、現地1日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値3万9530円にサヤ寄せしてスタート。ただ、売り進む動きはみられず、押し目を拾う動きから上げ転換し、午前10時13分には、同139円23銭高の3万9770円29銭を付けている。現地1日の米国株式は、NYダウ、ナスダック総合指数がともに反発。ナスダック総合指数は6月18日に付けた終値ベースでの史上最高値(1万7862.232ポイント)を更新している。

 業種別では、全33業種のうち23業種が上昇、10業種が下落している。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株が上昇。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、TOPPAN<7911.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も堅調。中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株もしっかり。一方、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株が下落。

 個別では、スターマイカ<2975.T>、JPHD<2749.T>、古野電<6814.T>、アニコムHD<8715.T>、東京計器<7721.T>などが上昇。半面、トーエネク<1946.T>、ミガロHD<5535.T>、KeePer<6036.T>、ネクステージ<3186.T>、カドカワ<9468.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時14分時点で、1ドル=161円台の半ば(1日は161円01-03銭)、1ユーロ=173円台の半ば(同173円16-20銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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